カードのリボ払いが終わらない理由は?仕組みと債務整理などの対策教えます

「欲しいものはすぐ買っちゃうタイプで…」

「今しか買えない限定商品だったから…」

様々な理由でクレジットカードを利用して商品を購入することもあるでしょう。

クレジットカードを利用して購入した物の支払い方法について「リボ払い」というものを利用している方も多いかと思います。

このリボ払いについてはすこしインターネットで調べると、「リボ払い 地獄」「リボ払い 終わらない」といった検索キーワードが出てくるではありませんか。

「そうなんです…つい出来心で…あとで返せると思っていたリボ払い、払っても払っても減らなくて…」

そんなあなたに、リボ払いの終わらせ方をご紹介します。

リボ払いはなぜつらい?まずは仕組みを理解しましょう。

「リボ払いって言葉はよく聞くんだけど、どんなものなの?」

リボ払いとはどのようなものかを確認しましょう。

リボ払いはそもそもどのようなものなのか

まずリボ払いというものの基本的な仕組みについてお伝えします。

リボ払いは実は略称で、正式には「リボルビング払い」という名称です。

リボ払いには様々な方式があるのですが、基本的には支払う額が、残高がいくらであっても同じという点に特徴があります。

つまり、多めに利用をしても支払う額は一緒であるという事です。

これによって毎月支払う額をあらかじめ予測しやすく、低額に抑えられるというメリットがあります。

リボ払いの種類

リボ払いといっても細かくは次のように分かれます。

非常に細かい分類になるのですが、現実には定額方式か、残高スライド定額方式が用いられていることがほとんどです。

定額方式

定額方式というのは、文字通り支払う額がすべて決まっているという意味です。

例えば限度額が15万円あるとして毎月1万円の返済を行うとした場合には、5万円分の利用でも、15万円の利用でも、支払う額は一定の1万円というのが定額方式です。

☆残高スライド定額方式

残高スライド定額方式は、残高の額に応じて支払い額をスライドするというものです。

例えば、40万円の限度額があるとして、10万円未満の場合には毎月1万円を、10万円以上20万円未満の場合には毎月1万5千円を、30万円以上の時には毎月2万円を支払うと設定します。

9万円分の買い物をして、その返済をしている間は毎月の支払いは1万円で、その後残高が7万円の時にさらに5万円の買い物をした結果残高が12万円になったときには、1万5千円の支払いをします。

リボ払いと分割払いの違い

「なんだかややこしいですね…リボ払いって毎月に分けて支払うんでしょ?分割払いとどう違うのですか?」

リボ払いと分割払いはどう違うのでしょうか。

分割払いは、ある商品やサービスの購入にごとに、支払い代金の総額を分割して支払っていくものです。

分割払いは商品ごとに支払い額や返済額が計算されるのですが、リボ払いは利用して残っている元金に対して支払い額を分割します。

Aという商品とBという商品を購入した場合、分割払い購入した場合商品Aの分割代金と商品Bの分割代金を別々に支払います。

リボ払い購入した場合には、商品Aと商品Bを購入した利用合計の金額を別々に支払うことになるのです。

リボ払いの何が問題か?

「リボ払いは良くない良くないといろんなところで言われていますが、結局なにが良くないのですか?」

リボ払いは、毎月の支払い額が固定しているため、借金をしている感覚がなくなります。

そのため、毎月返済していると返済をしている実感を持ってしまい、さらにリボ払いを重ねることに。

しかし、実際には実感している額よりも残高は減っていない事の方が多いため、だんだん残額が大きくなります。

そうすると、定額部分の利息の割合がどんどん増えて、元金が全く減らないという状態になります。

利息ばかり払っていて元金が支払われてなければ、完済は遠のき利息の負担は増える一方です。

このサイクルを繰り返しているうちに、利用限度額がなくなったときには、返済しても返済しても減らない債務になってしまっている事が多い点に問題があります。

リボ払い地獄から抜け出すためにできること・すべきことまとめ

「そうなんです…リボ払い本当に払っても払っても減らなくて…、なんとか終わらせてしまいたいんですけど、どうすれば良いでしょうか…」

リボ払い地獄から抜け出すためにはどのようにすれば良いでしょうか。

一括して返済をしてしまう

リボ払いは、毎月の支払いに対して、利息のほうが多くなってしまって残高が減らないのが問題でした。

といいう事であれば、どのような方式のリボ払いにしても元本をまとめて一括返済をしてしまうのが一番です。

ボーナスがある職業の方であれば、ボーナスを利用して一括返済をします。

その他にも、身内や友人などで援助してくれてる方がいらっしゃるのであれば、いったん一括で立て替えてもらって元金のみを分割で返すという事にすれば、利息の負担なく完済をすることができます。

返済をするにあたっては、カード会社によってATMで行おうもの、専用の返済口座で行うものなど方法があるので、カード会社のホームページで確認しましょう。

なお、一括返済にあたっては、一括返済のための手数料がかかることもあるので注意が悲痛用です。

返済額を増やす

「一括返済をするようなボーナスもないし…」

「親や兄弟には伝えづらいし、親戚や友人にもそんな事頼める人なんていないよ…」

一括返済は無理でも、借入元金さえ減ればリボ払いは軽くなります。

そのため、返済の金額を増やして、元本を減らすのが適切です。

イメージとしては住宅ローンにおける繰上返済です。

リボ払いが終わるまでの期間は、頑張って残業をする、ダブルワークをする、節約をするなどして頑張って、返済額を増やしてみましょう。

返済額の変更についてもカード会社所定の手続きに従って行いましょう。

債務整理をする

「現時点でリボ払いをギリギリ払うためにダブルワークをしています…」

「毎日サービス残業続きで仕事を増やすというところまではちょっと…」

このような状態を長く続けて、体調を壊す、収入が減るなどして返済ができなくなる前に、債務整理をすることは検討に入れるべきです。

債務整理を検討しよう

一括返済や繰上返済はだれでもできるわけではありませんが、債務整理は誰でも利用することが可能です。

債務整理についてリボ払いがある場合を踏まえて詳しくみてみましょう。

債務整理の概要~リボ払いがある場合を踏まえて

債務整理というは、借金の返済が難しくなってしまった場合、下記の主に3つの手続きのどれかを使って返済を楽にしようというものです。

リボ払いは借金ではないのですが、立替金の返済も債務ですので、債務整理の対象になります。

任意整理~リボ払いの債権者と任意整理をする場合

任意整理は、返済をすべき会社と交渉をして、返済内容について楽にしてもらうものです。

リボ払いの場合には、クレジット会社と交渉をして、元金のみの支払いで最長36回分割を目安にして返済をしていくことになります。

利息や、支払いがおくれている場合に発生する遅延損害金もつかなくなるので、返済が一気に楽になります。

他にも借金があるような場合には、返済をしている会社ごとに交渉し、返済を楽にするのが任意整理です。

自己破産~リボ払いの債権者がいる場合

自己破産は、裁判所に申し立てをおこなって債務を免除してもらう、という手続きです。

任意整理は元金を最長36回の分割で支払うもので、返済をすることが前提になっています。

36回に分割をしても支払いきれないような場合には

リボ払いや借金などすべて届出をして、債権額に応じて資産をお金にかえて配当をした上で、払いきれなかったお金については免責をしてもらいます。

「借金」を免除してもらう、という情報が多いのですが、リボ払いのような債務も免責されますので、安心して手続きをすすめましょう。

個人再生~リボ払いの債権者がいる場合

任意整理では支払いきれないけど、自己破産をするとマズい…という場合につかうのが、個人再生です。

個人再生は、裁判所に申し立てをおこなって債務を減らしてもらって、減らした債務を分割弁済していきます。

実は、自己破産を利用すると、宅建士・警備員など、一部の職業の方が資格制限を受けてしまいます。

仕事をつづけながら借金を減らしてもらうために個人再生を利用することが想定されています。

リボ払いがあるときには購入した商品の取り扱いに注意

リボ払いがあるときの注意点として、手元にリボ払いで購入した商品があり、その商品が価値があるような場合です。

たとえば、ブランドのバッグをリボ払いで購入して持っていたけども、債務整理せざるを得なくなった…というような場合です。

このような場合バッグについてはリボ払いの会社が引き上げて売却できることになっています。

「もう債務整理するから、手元にお金が必要だから…」と売却をすると、不当な換金行為として自己破産手続きにおいては免責不許可事由になります。

その結果、裁量免責という特別な許可をえるために、少額管財手続きでの利用が必要です。

少額管財手続きは、管財人が選任され、その方のための報酬を予納金としておさめる必要があり(東京地方裁判所管轄で20万円、多いと50万円くらいになることも)、債務整理にかかる費用が増えます。

リボ払いがある場合に自己破産の場合には少額管財になる可能性が高い

リボ払いの内容にもよりますが、やはり収入にふさわしくない過度なショッピングに利用される事が多いといえます。

浪費があるような場合には、免責不許可事由になり、やはり少額管財に寄らなければならなくなります。

【番外編】リボ払いから抜け出した人たちの体験談を紹介

リボ払いを債務整理で抜け出したAさん(女性28歳)の体験を見てみましょう。

学生時代に作ったカードをついつい利用

Aさんは一般的な会社で事務職として勤めている女性です。

女性で28歳という事もあり、そろそろ結婚を意識するようになったため、婚活を行いはじめました。

どうしても外見に気を配らなければ…という意識からか、洋服を購入したり、美顔器を購入したり、エステに行ったり…という事を繰り返すようになります。

その支払いに、学生時代に作った、デパートのカードのショッピングをリボ払いで利用してしまいます。

返済は厳しくないと思っていた?

毎月返済をするようになるのですが、支払日と給料日が近いため、返済自体は順調にしていました。

毎月勝手に落ちていくので、「返済自体はしている」という意識が強く、いくら返済しているかについては全く把握していませんでした。

毎月の返済に問題がなかったため、従来通りカードを利用してのショッピングをしていたのですが、ある日突然利用ができなくなります。

これは、Aさんがクレジットカードの枠一杯まで利用してしまった事が原因でした。

仕事を退職し新しい仕事を見つけたものの返済が困難に

Aさんは派遣社員として働いていたのですが、運悪く派遣社員としての契約が打ち切られてしまいました。

クレジットカードの返済が必要になったAさんは消費者金融から借金をして返済をします。

幸い2ヶ月程度で新しい職場は見つかったのですが、前の職場のように残業が多いわけでもなく、リボ払いと借金の返済で生活はギリギリ…という状態に陥り、債務整理を決断します。

任意整理で完済!借金をしない体質に

債務額が合計で80万程度と少額であったため、Aさんは任意整理をすることに。

リボ払い・借金ともに元金を30回分割で支払うことになり、Aさんはこれを支払って、債務整理を終えました。

まとめ

このページでは、リボ払いをどうやって解決するかについてお伝えしてきました。

ショッピングローンの返済方式であるリボ払いは、一見支払いを楽にするのであるように見えて、返済がなかなか終わらない怖いものということがわかりました。

方式について細かい話はあるのですが、債務整理などをうまく利用して、利息ばかりを払う生活を抜け出すようにしましょう。

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