シングルマザーが債務整理をする際の注意点は?子供へのマイナスの影響はある?

「夫が養育費を払わなくて…借り入ればかりで借金が減る気配がない…」

「私がなんとかがんばらないと…子供には迷惑かけられない…」

シングルマザーが借金を背負ってしまった場合、子どもの将来を心配して、抱えた借金をがんばって返そうとしてしまいがちです。

まず結論から申し上げますとシングルマザーが債務整理をしても子に影響することはほぼありません。

このページではシングルマザーの債務整理についてお伝えします。
また、大切なことなので結論から先にお伝えします。

借金問題は時間との勝負で、後回しにすればするだけ状況は悪くなり取り返しがつかない状況まで追い込まれてしまう方も少なくはありません。

現実的に、100万円近い金額、100万円を超える金額を自力で返済出来る方はごく僅かです。

元金は全く減らないまま利息だけを5年も6年も支払い続けている人。

闇金にまで手を出し家族や大切な人もを巻き込んで全てを失ってしまう人もいるのが現実です。

返済がキツイと思ったら今すぐに行動を起こすべきです。

手遅れになる前に、1日でも1分でも早い段階で専門家に相談をすることをおすすめします。

専門家は匿名・無料で使えるシミュレーションサイトの利用が便利で簡単です。

それでは本文の解説を進めていきます。

シングルマザーの債務整理の注意点をまとめて解説!

「そもそも債務整理ってどのようなものですか?いまいちイメージがつかなくて…」

債務整理とは、主に次の3つの手続きの中のどれかを使って借金をなんとかしましょうというものです。

任意整理とは

任意整理とは、貸金業者と交渉をして契約をした借金返済についての条件を緩和してもらって返済をするものです。

現在標準的な任意整理は、借金の元金を36回分割で支払っていくものになっています。

つまり、30万円の債務がある場合には毎月約8,400円程度の支払いをしていきます。

ただ、借金をする際には必ずつきものの利息の支払いは免除してもらえることが可能です。

返済の滞納をしている時に発生する遅延損害金も免除が可能になります。

もし2010年6月から借り入れをしているような場合には、利息制限法以上・出資法未満の利息での借り入れをしていた可能性があり(グレーゾーン金利)、支払っていた利息は過払い金として差し引き計算してもらえます。

例えば、30万円の元金に対して10万円の過払いが発生していた場合には、差し引き計算を行って20万円の残高という計算ということに。

もし過払い金の方が多いような場合には、貸金業者に返してくださいという事を主張することも可能になります(過払い金請求)。

この任意整理の特徴は、どの債権者と交渉をするのかを任意に選べるという点にあります。

たとえば、奨学金や中小規模の事業者からの借り入れをする際には連帯保証人を立てることがあり、連帯保証人に請求がいってほしくない場合には債務整理をしないという事が可能です。

後述する自己破産・個人再生では基本的にはすべての債権者を手続きの中に扱うことになります。

ですので、連帯保証がある場合には連帯保証人に請求がいくことになるのです。

また、住宅ローンを利用しているような場合には住宅が競売にかけられますし、自動車ローンの場合には自動車が引き上げられてしまいます。

任意整理は生活に影響のある債権者を手続きから除外して従来どおり払っていくことが可能になります。

そのため、一番自由な形で債務整理ができるといえるのです。

自己破産とは

自己破産とは、破産法所定の手続きを経て、財産の清算をして債権者に配当をし、最後に借金を免責してもらう手続きをいいます。

「自己」とついているのは、債務者が自分から手続きを申請するもので、債権者が申立をして行う手続き特別するためのものです。

養育費・税金などの非免責債権を除き、借金がすべて免除されるという効果を持つのが自己破産手続きの特色です。

そのため、借金をした人がお金の面でやりなおしをするのに一番強力な手続きといえます。

すべての債権者を対象に公正に手続きを行う観点からも、手続は裁判所に申し立てをして行うことになっています。

働いておらず収入が無い、子どもの養育を考えると働ける時間が限定的で収入が少ないといったときに、返済を考えるよりも現実的な手段です。

個人再生とは

個人再生とは、民事再生法所定の手続きを経て、借金を減らしてもらい、減らした借金を分割して支払っていく手続きです。

任意整理は元本を36回分割で支払っていくのですが、その支払いができない場合には自己破産を利用するのが基本です。

しかし、宅建士・警備員・保険募集人の資格を利用して仕事をしているような場合には、自己破産をすると仕事に就けなくなります。

また、住宅ローンで住宅を購入している場合、自宅が競売されてしまい維持することができません。

自己破産ではない個人再生では、資格による制限を受けずにすみますし、住宅ローンを手続きから外して従来どおり支払っていくことができるので、住宅を失わずにすみます。

子どもの信用には影響しないが奨学金を組むときに配慮が必要

「自己破産なんてすると子供の将来がなくなってしまう…」

そのように考えるシングルマザーも多いかもしれません。

子どもが大学を卒業して社会人になるところまできちんと面倒を見る、という観点から何を心配する必要がなくて、どのような配慮が必要か見てみましょう。

「債務整理をするとブラックリストに載る」の正しい意味は?

「債務整理をするとブラックリストに載るって言うじゃないですか?だから子供にも影響するんじゃないですか?」

と心配される方がいらっしゃいます。

まず、「債務整理をするとブラックリストに載る」という意味を正確に知って、子どもには影響ないことを知りましょう。

まず、ブラックリストというものはそもそも存在しません。

「債務整理をするとブラックリストに載る」というのは、信用情報に債務整理をした事実が記載されるという事を指しています。

信用情報に債務整理をした事実が載ると、貸金業者は審査の際にお金を貸さない・クレジットカード会社はクレジットカードを発行しないという処理になります。

確かにこの情報は真実です。

しかし、この状態は手続きによって5年~7年で終了します。

また、ブラックリストと呼ばれる状態になるのは本人のみで、子どもや親などの家族に影響するものではありません。

不便ではあるのですが、そもそも借金をしないで生活できるようになろう、というのが債務整理の趣旨です。

また、ブラックリストがいやだと頑張って返済をしていても、延滞をすると同様に信用情報に延滞の事実が記載され、同様の状態になります。

奨学金の借り入れには注意

昨今では大学・専門学校を卒業する人が多いです。

子どもをしっかり育て上げると考えた場合には、なんとしても大学・専門学校を出してあげたいと考える方もいるでしょう。

全額を出してあげるのが難しい場合には、子どもが奨学金を利用することも当然選択肢に入るはずです。

奨学金については連帯保証人を要求されることになります。

この連帯保証人になるにあたって、ブラックリストの状態だとなれないことになるのです。

早めに債務整理をしてしっかり完済をするか、他の人に連帯保証人になってもらうようにお願いする、という必要が出てきます。

自己破産・個人再生にある官報で情報が漏れて子供に影響しない?

「自己破産とか個人再生をすると官報に載るって聞いたんです」

「だれでも見られるようなものに自分の名前が載って子供に影響しないのでしょうか?」

たしかに、おっしゃるとおり、自己破産・個人再生をすると官報という国が発行しているものに掲載されます。

官報というのは、法律の公布や企業の決算公告など法律などで公にするように規定されているものに利用されています。

確かにだれでも見られるという点は正しいのですが、これを逐一チェックをしているような人はいませんし、クレジットカード会社などその情報をデータベース化するような仕事でもない限り見られるものではないのです。

本人でも官報から情報が漏れることはありませんし、ましてや子に影響するような事はありませんので安心しましょう。

シングルマザーの債務整理は自己破産で早めに経済的に立て直しを

シングルマザーの債務整理については基本的には自己破産をメインに考え、事情に応じて任意整理・個人再生を利用しましょう。

まず、自己破産を積極的に利用すべき理由としては、借金が免責される手続きであるという点で、経済的な再生に一番早いという点です。

後述するようにシングルマザーは収入の軸を失ったことによる借金が多いといえ、それを急に増やすのは難しいです。

また、子どもの年齢にもよりますが、大人になればなるほどかかる費用も多くなってきます。

任意整理・個人再生のどちらによっても3年程度の支払いが続くものになるので、返済のために労力を割かれることよりも、子の成長のために費用を振り分けるほうが良いといえます。

ただ、資格を持って仕事をしているなど、自己破産ができないような状況であるならば、個人再生や任意整理の利用を検討しましょう。

離婚をした後に養育費を支払ってもらえない場合の方策

「そもそも借金をする原因になったのは、夫が養育費を払ってくれなくなって生活に困ったんです」

このような場合の対応策を知っておきましょう。

元夫を訴える

基本的には元夫に民事裁判を起こすことになります。

養育費の支払い義務や内容などを調停・裁判といったものを利用して裁判所に決めてもらいます。

それでも支払ってこないような場合には、給与に対する強制執行を行うなどの対策をとっていきます。

なお、離婚時に養育費の定めについて離婚協議書を公正証書で作っている場合には裁判を飛ばして強制執行をすることができます。

児童扶養手当をもらう

夫が無職になってしまった、夫の収入が減ってしまっていて支払える状態じゃない、というような場合には児童扶養手当の受給をします。

生活保護などの公的給付を受ける

シングルマザー側としても働くなどして対応を検討すべきです。

しかし、体調を崩して働くことができなくなっている、同居している親や子供が障害をかかえていて働きに出られない、という事もあるでしょう。

このような場合に備えた公的給付を知っておきましょう。

本人が病気などで働くことができない場合には障害年金の受給の可能性を検討しましょう。

仕事が原因で体調を崩したような場合には労災給付が考えられます。

最後の手段としては生活保護の受給も検討すべきです。

どのような手続きをとる場合でも、実際にお金が手元に入るまでには時間がかかります。

そのため、必要になった時には早め早めに行動をするようにしましょう。

シングルマザーが借金をする理由3選

「こんな理由で借金をしているシングルマザーなんて私だけかも…」

どうしてシングルマザーが借金をすることになるのか、その原因についても知っておきましょう。

シングルマザーが借金をする理由は養育費の支払い拒否

一番多いのが、元夫からの養育費の支払い拒否です。

離婚をして妻や子と離れることになった元夫が、養育費だけ支払うというのは、非常に抵抗のあるものです。

そのうち新しく交際が始まった女性との生活に使いたい…と考えてだんだん支払いたくないと考えます。

また、一緒に暮らしていくことを前提に住宅ローンを組んだような場合に、自分は別の場所で暮らして住宅ローンも払って…という過大な家計負担をしている事もあります。

このような場合に、養育費をあてにして家計をやりくりしているような場合には、突然家計の軸を失うことになり収入を補うために借金…という方も多いのです。

非正規社員として働くことも多いシングルマザーは収入が途絶えることも

養育費の収入と同時にある程度は仕事をするシングルマザーも多くいます。

しかし、子の養育を最優先に考えると、どうしても正社員として夜遅くまで仕事をするのも、親と同居していて子供の面倒を見てくれる方がいないと厳しい事も…。

短い時間で働いたり、結婚・出産後に復職をするために派遣やパートなどの非正規社員として働くことが多いのが現状です。

特に派遣で働いている時に、急に契約更新を打ち切られる…といったことが発生しえます。

そうなると、収入の軸を急に失い、借金をして補てんすることがあります。

シングルマザーはストレスが多い

仕事・子育てを両立して頼れる夫も居ないシングルマザーが抱えるストレスは尋常ではありません。

うまく解消できずに、ギャンブル・ショッピング・ホストクラブなどの浪費をしてしまうような方も中にはいらっしゃいます。

まとめ

このページではシングルマザーの債務整理についてお伝えしてきました。

子どもを育てるという観点からベストな債務整理方法として、借金からいち早く開放される自己破産を中心に債務整理を検討しましょう。



借金問題は相談がしにくいため、自分1人だけで抱え込んでしまう方は非常に多いです。

でしが、借金問題は後回しにすればするだけ事態は悪化するだけで良い事は一つもありません。

借金問題は、専門家に相談することで思っているよりも簡単に問題を解決し新しい生活を送ることができます。

実際に、借金問題を解決した多くの人が『こんなに簡単に終わるならもっと早く相談しておけば良かった』と言います。

取り返しのつかなくなる前に、1日も早く相談を行い借金に苦しまない新しい生活をスタートしましょう。

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